2018年7月15日日曜日

MCI

MCIならまだ間に合う

私は、ある企画の市民活動を
20年以上続けていますが、
一緒に歩んできたスタッフが高齢化し、
70~80代になってきました。

私が一番年下といういびつな構成です。

最近、80代の方の行動に、
明らかに軽い記憶障害や
事務処理能力の衰えが
見られるようになりました。

お金が絡むことですので、
何度か、ミスを指摘するのですが、
今まで完璧にこなしてきた自負もあり、
受け容れ難いようです。

「どうして?」
「あなたが間違っているのでは?」

自分が間違ったことを認められない、
または、わからないようなのです。

そして、言われると怒りも生じるようです。

他の70代の方に相談しても、
「まあ、仕方がないな。」
で終わってしまい、
結局、私が処理をしないといけない状態が
このところ続いています。

正直、ストレスが溜まります。

言ってわかることならいいのですが、
相手に軽い認知がきている状態だとすると、
どうにもならないですね。

で、新しい若いスタッフを入れたいと
申し出ましたが、
話し合っても、
「今のメンバーでやりましょう。」
になってしまいます。

新しい人を入れると
空気が変わってやりにくくなる
というような理屈みたいです。

企画は皆でしますが、
ームページ作成や
ネット関係での広告などのスキルは
私だけしかできないので、
他の仕事まで回ってきたら
たまったものではありません。

認知症は
ある日突然起こるのではなく、
静かに忍び寄ってきます。

自分では、気づかないので
周りの人が気づいて
早めに対処しないと
どんどん進んでいきます。

MCIという状態が注目されています。
MCIとは軽度認知障害のことです。
健常と認知症の中間、
認知症の一歩手前の状態です。

最近の研究では、
このMCIの状態で早期に対処をすれば、
現状を維持したり、
悪くなることを遅らせたり、
場合によっては、良くなることも
実証されています。

放置すれば、
かなりの確率で
本物の認知症に突入します。
そうなったら、もう戻ることは
不可能に近いでしょう。

多分、この80代の方も、
MCIの状態だと感じています。

しかし、この方はお子さんがいなくて
高齢のご夫婦だけでお暮しなので、
私がとやかく言っても
ご理解を得ることは難しいでしょう。

今後は、
仕事のミスをこちらでカバーし、
様子を見守るしかないのかも。

今まで、仕事ができ、
いろいろな肩書をお持ちの方ですから、
プライドも高いと思われ、
より対応が困難になっています。

今後は、少しずつ、
こちらに仕事をスライドしていき、
「偉いさまの席に座っていてください。」
とするしかないのかも・・・

実家に帰れば、
要介護3の認知症の父親がいます。

母が亡くなった後、
基本はホームに預けていますが、
認知が進んでおり、
外に出たがり問題を起こすので、
毎週私がホームに行って、
父を外に連れ出し、
実家やカフェや病院に連れて行っています。
常におむつ状態ですから、
外出時のおむつ交換は結構面倒。

片道車で1時間もかかり、
こちらも結構な労力です。

まわりが認知症だらけの景色。
想像してみてください。

2025年には、団塊世代が
後期高齢者に突入します。
5人に1人が75歳以上になります。

少子高齢化がますます進み、
日本の経済に大きな影響を及ぼすことは
必至でしょう。

しかし、いずれは自分も行く道。

でも、そうなる前に、
病気で亡くなった方が、
周りやお国のためになるような
気もしてきました。

ま、とりあえず、
MCIの状態だったら
まだ迷惑も少ないですので、
かかりつけ医に相談するか、
「ものわすれ外来」などで、
早期に医療的な対応を
されるのが一番いいかと思います。




     

      
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2018年7月12日木曜日

歌丸さんを偲んで

惜しまれて、桂歌丸さん逝く

2018年7月2日に落語家の
桂 歌丸さんが亡くなられました。

演芸番組「笑点」で
いつもユーモアのある大喜利を披露され、
長年楽しませていただきました。

近年は、肺の病気などで
酸素ボンベを携帯して
お仕事をされていました。
痛々しい感じもしましたが、
あの状態でも
円楽さんらとの掛け合いとか
面白い会話ができていることに
プロだなあと感じていました。

10日、横浜で
歌丸さんの葬儀が行われました。

この日、用事で私は図書館に行きました。
ついでに、
図書館のビデオ・AVブースで
歌丸さんの落語のDVDを視聴しました。
追悼の気持ちを込めて。

「怪談 乳房榎(ちぶさえのき)というお話で、
約1時間くらい。
横浜にぎわい座での録画です。

10年ほど前に録画されたものですが、
すでに肺の病気があったと思いますが、
張りのある声で、
表情も豊かで、とても面白く、
本当に惹きつけられました。

「上手いな。」

落語家さんって本当にすごいと思います。
ひとりで、数人がからむ世界を
創り出してしまいます。
お話から絵が見えてくるんですね。

歌丸さんは、特に別格ですので、
本当に上手いと思いました。

どんな芸でも、
ここまで到達できる人は
本当に素晴らしいと思います。

死を近くに感じながらも、
最後までユーモアを表現し続けた歌丸師匠。

粋(イキ)な人生でしたね!




     


      
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