2016年6月28日火曜日

骨まで愛することができるなんて・・・

おしどり夫婦になりたいですか?


オシドリの夫婦

芸能界では「おしどり夫婦だったのに離婚」
とかよく聞きますよね。

最近では
「おしどり夫婦だったのに夫が不倫&覚せい剤所持」
っていう話題でワイドショーが賑わっています。

おしどり夫婦っていうのは、
オシドリの雌雄がいつも一緒にいるところから
「仲むつまじい夫婦」のことを言うのです。

オシドリという名の由来ですが、これがまた凄い。
言い伝えですが、
オシドリのつがいの1羽を捕らえると、
残ったもう1羽がいなくなった相手を思い続け
挙句の果てに死んでしまう。
この「思い死ぬ鳥」という言葉から、
オシドリという名前が付けられた、という説もあるようです。

いつも雌雄が寄り添っているのは、
オスが一方的にくっついているようです。
メスにあぶれた他のオスから自分の女を
取られないように、見張っているんです。
鷹などの天敵からも守ってくれます。

オスは敵に出会うと、羽をバタバタさせて
自分が傷ついたフリをして敵の目をメスから逸らします。
その隙にメスは逃げることができるのです。
これを擬傷行動と呼びます。まさに命がけの技!
命がけでオスはメスを守り抜くのです。

本当かどうか定かではありませんが、
本当なら凄いですよね!

しかし、このオシドリの夫婦は期間限定なんです!

涙ぐましいオスの保護のもとにメスは卵を産みます。
「さあ、これから一緒に育てましょう。」ですよね?
ところが、オシドリのオスは、メスが卵を産むと
抱卵や子育てを手伝うこともなく
メスのもとから去っていってしまいます。

「なんじゃ?ここにきて逃げるんかい!」

カモの仲間の多くは、繁殖のたび、
毎年のようにメスを変えるんです。
産卵したメスのもとを離れたオスは
別のメスに出会うとその場で
求愛の行動をとるヤツもいるそうです。
自分の子孫をいかに多く残すか・・・
これが一番大切なことなのです。

「私カモにされたのね!裏切者!養育費払え~」
メスの気持ちはいかほどでしょうか?

ちなみに、オシドリの寿命は10~20年です。
じいさんばあさんオシドリのつがいが
あってもいいと思うのですが・・・ないっか(^^;)


ツルのつがいは凄すぎる

あまり知られていませんが、ツルの夫婦は凄いんです。
ツルは一雄一雌制で非常に絆が深いそうです。

北海道釧路市丹頂鶴自然公園の
名誉園長さんによると、


タンチョウヅルはいったん夫婦になると、
どちらかが死ぬまで、
いや、死後もしばらく別れることがないそうです。


どちらかが死ぬと、生きている方は
死体にカラスや他の動物が近づくと、
翼を広げて威嚇したり、くちばしで撃退します。


死体が骨だけになっても その行動は変わらず、
大雨で死体が流されたり、 雪に埋もれたりして
見えなくなって初めて、 どこかへ飛んでいくとのこと。


骨まで愛するタンチョウヅル・・・かっこよすぎる!

子育ても素晴らしく、
両親は卵に話しかけて愛情をかけて育てるとのこと。

ちなみにタンチョウヅルの寿命は20~30年です。

タンチョウヅル

オシドリとツル、どちらの生き方が好きですか?

オシドリのように
子どもを産むまで命がけでメスを守り
用がなくなったら毎年女を変えたいですか?

それとも、ツルのように
ずっと同じ夫婦で骨まで愛するタイプ?

オシドリはちょっと・・・女としてはNG!

ツルの場合でも、相性が良ければいいけど
相性が悪いのに20年いや骨になっても
付きまとわれたらたまらんとも言えます。
ツルに離婚が許されるのならこちらがいいです。
まあ、相性が良くなければつがいにはならないでしょうが。

相性が良ければツルに限る!
ツルの夫婦最高です。(^^)/

浮気もののオシドリ男は女の敵・・・カモよ(^^;)



     

      
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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

時事ネタからここまで飛躍したウンチクは
どこから引っ張り出すんですか??(賛)
いつも興味深く愛読しています。。。

MICHIKAZE さんのコメント...

「骨まで愛する」…そんなテーマの歌が
昔ありましたね。(ちょい古)

Tボーンステーキが食べたくなりましたwwww

すみれ さんのコメント...

匿名さん

いつもご愛読ありがとうございます。
もともと研究畑出身ですから、情報収集と探求心だけはありまして・・・
また面白ネタ引っ張ってきます!

すみれ さんのコメント...

MICHIKAZEさん

「骨まで骨まで愛してほしいのよ~♪」ですね。
懐かしいですね!