2016年9月30日金曜日

歳をとることの弊害

年齢を重ねることによるマイナス面について


最近、自分も含めて「老害」について考える
場面が増えてきました。

高齢者になれば
いろいろな身体機能が落ちてくるのですが、
多くの高齢者の方を見ていて落ちないのが
根拠のない「自信」のような気がします。

先ほどもテレビを見ていて思ったのですが・・・
元総理大臣の森喜朗氏(79)。
暴言・失言の王様なのに、どういうわけか
東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長。
かなりお歳を感じますが、偉そうです。

五輪のお金の流れが不透明になってきたけど、
何だかよくわからないことを言い続け、
小池都知事に「もっと勉強しなさい。」って。
あんたがもっと勉強しないと・・・わかってないよ。
まあ、長い政治家人生で
裏のことだけはよく覚えているのでしょうが。

以前にこのブログでも
自分語りが好き過ぎる高齢者
辟易したことを書きました。
相手に自慢をしたくて私へのメールに
自分の誇れる自伝を書いてきました。

感動話や微笑ましい話は別として、
他人のどうでもいい自慢くらい
つまらないものはありません。
それがわからなくなるんですね。

また、かつて仕事が良くできた女性ですが、
メールも70代後半の女性にしてはできるのですが、
その「自信」がミスにつながっています。
ファイルのミスを訂正しても、それを使わず
元の間違ったもので提出してしまったり・・・

多分、自分に自信があるから、
他人が直したものでは気に入らないのだと思います。
でも、内容は間違っているので、
後処理が面倒なことになってしまいます。

また、大企業の偉いさまをしていた男性も、
退職してもまだ上から目線、命令口調が消えません。
ますます増長しているようでこちらも辟易。

かつて医師をしていた高齢男性が
「おじいちゃん」って呼ばれたら
「おじいちゃんとは何事だ!」と
怒鳴ったというエピソードがあります。
「先生」と言わないといけないようですね。(笑)

かつて勉強や仕事がよくできた人は、
そのことだけは忘れないので
「変な自信」となって残っているのでしょうか・・・

高齢になると脳の退化は仕方がないのですが、
昔の経験は忘れにくいと言います。
新しいことはすぐ忘れてしまうようです。


また、高齢者の運転は本当に危険なことが多いです。
逆走やペダルの踏み間違いなどよく聞きます。

高齢で身体機能が落ちたら
運転免許を返上することを考えるべきですが、
それがなかなか・・・

特に高齢男性にとって運転免許は大事なものです。
「俺様が事故など起こすわけがない。」
という変な自信で、家族の言うことを聞かないと
周りでよく聞きます。

さらに酷い例だと、
「事故を起こしても今さらどうだっていい。
運転をやめないぞ。」
という高齢者もいるそうです。

私の父も、車をボコボコにするようになって
近所の家にぶつかって門を壊してしまってから
やっと免許を返上しました。
片目がよく見えていなかったことを隠していました。
人身事故を起こさなくて良かったです。

現在の高齢者の方々は、
今までの日本を作り上げてきた立派な人たちです。
でも、立派な人たちなら引き際も大事です。

それをいつまでも引きずって譲らず、
過去の経験値による変な自信で周りを振り回すことは
「老害」としか言いようがありません。

という私も、徐々に老害を振り撒いているかもと
反省する必要があります。

私は50代後半ですが、
でも周りの同世代の友人たちの行動に
小さな異変を感じることはありますので。

少しずつ脳は退化していっているのでしょう。
「ほら、あれ、あれ。」
という言葉も増えてきました。
身体機能も落ちてきていますし。

自分の人生には誇りをもちつつも、
「謙虚」という言葉を肝に銘じていかないと
若い人たちに見放されてしまうでしょう。

2025年には団塊世代が後期高齢者になり
超高齢化社会が現実のものとなります。

高齢者が社会に害を与えない、
かえって役に立つような存在になれるよう
日々の暮らしの中で考えていかないとと思います。

高齢者の皆さん、
昔話・自慢話・説教にはできるだけ気をつけましょう!



     

      
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2016年9月26日月曜日

点滴中毒死事件・・かかったことがある病院でした。

横浜市の大口病院・・・点滴への異物混入事件

いらすとやさんからいただきました。


病院の点滴で亡くなった人が出ました。
異物混入による中毒死。
殺人事件です。

怖いですね~

信用すべき病院がこんなんでは・・・

実は、私、この横浜市の大口病院に
風邪でかかったことがあるんですよ。
点滴は受けていませんが・・・

以前、仕事の関係で1年間ほど
このすぐ近くに住んでいました。

まあ、こじんまりとした地域の病院で、
入院患者さんは高齢者の方が多かったような。

だから、他人事だと思えなくて・・・


同室の男性も殺害された可能性が出てきたとか。
まだまだ、これから事件が大きくなっていきそうですね。

外部からの侵入者による犯行か、もしくは
内部による猟奇的な犯行か?

それにしても、ずっと前からおかしなことが
続いていたとなると、病院も怠慢ですね。

こんなことが、他の病院でも起きないように
充分に注意をしてほしいです。

今後、真似をする輩も現れないとは限りませんし。

病院って、意外と外部者の侵入が簡単で、
病室なんて危険極まりないような気がします。

ナースステーションの出入りや
薬剤の管理は、かなり厳重にしないといけませんね。

病室へもセンサーの入った入室許可証とか
今後もっとセキュリティの強化を
考える必要があると思います。

とはいうものの、限界はあるでしょうが・・・

私も今日は病院の日でした。
MRIを受けました。

あの閉鎖的空間で、工事のような大きな音。
すごいストレスでした。
でも、技師さんが若いイケメンで
まあ、それだけが癒しでした。(^^;)

何度お世話になっても、
病院はなかなか好きになれませんね。

後日談
その後、しばらくたってから、
同病院の看護師の女性が犯人と判明し、
逮捕されました。
今後、犯行動機や行動が解明されていくでしょう。
内部犯行って・・・やっぱりという感じです。



     

      
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2016年9月23日金曜日

日本とフィンランドの教師の違い

教員の不祥事が頻繁に報道されています。

このところ、学校の教師の不祥事が
毎日のように報道されています。

セクハラまがいの行為や女子更衣室の隠し撮り、
トイレの中を盗撮した教師や
生徒に抱きつきキスをした教師。

校長や教頭も含め、
わいせつ行為や窃盗で逮捕・・・

挙げたらキリがありません。

何故、こんなに毎日のようにネットやテレビで
教師の不祥事が報道されるのか・・・

教師の自覚が欠落しているから。
ストレスが溜まっているから。
性的願望が抑えられなかったから。
借金をしてしまったから。

などなど理由はいろいろあるようです。

それを、マスコミが面白がって報道するから
余計に目立つのでしょうね。

犯罪を犯す教師は全教師のほんの一握りです。

ほとんどの先生方は日々頑張っています。
一般の人たちの犯罪率よりは少ないかもしれません。

でも、聖職者だからそのギャップで興味を引く
というのが実情でしょう。
悪いことをやってはいけない職業だからです。

警察官や政治家や医師や裁判官なんてのも
何か事を起こすたびに大きく報道されます。

芸能人がしても同じように追い詰められますね。
最近では、不倫がバレて謝罪する芸能人が
後を絶ちません。
世の中に不倫は蔓延しているけど
有名人だから面白いからです。

また、有名大学の学生なんかも
ターゲットになりますね。

遊んでいるギャル男が痴漢や万引きしたよりも
有名大学の学生が女性に性的暴行をした方が
ずっとネタとしては面白いですから。

でも、学校の先生は、どんな理由があろうとも
やはり100%犯罪を犯してはいけないのです。

子どもたちの模範として、教え導いていく
使命があるからです。
それが仕事だからです。

採用試験の面接で問題教師を
見抜くことはできないのでしょうか?

最初はまともでも、次第にそういう癖が
現れてしまうのでしょうか?

家族の方が可哀想ですね。
懲戒免職になったらどうやって生きていくのか・・・

こういった報道が頻繁なため
きちんとした先生でも保護者から舐められ
モンスター化してしまうことも考えられます。

いい先生にしてみれば、大迷惑な話です。
先生がもっと尊敬に値する存在になれないと
日本の教育は荒んでいくでしょう。


フィンランドの教師は尊敬されている

世界トップレベルの学力を誇るフィンランド。
国際学力比較調査(PISA)で、
リテラシー(読解記述力)や数学に優れ
世界で1位を取りました。

その理由として、まず教師の質が高いということです。
フィンランドでは、優秀な人材は皆、
教師という職業を希望するそうです。

また、学力も高く、大学院を修了し修士号を持った
人しか教師になれません。

教師は、課外活動や部活動もなく、
勉強を教えることに専念できます。

子どもたちは先生を尊敬していて、
教師という職業にあこがれを持っているようです。

だから、教師の言うこともちゃんと聞きます。

暗記する学習ではないため考える力も付き、
皆で協力して問題解決していく姿勢は
人間性を養う機会も多く提供しているといえます。

また、フィンランドでは大学まで授業料無料です。
給食費も医療費も無料です。
だから、家庭の事情に関係なく
学ぶことができるのです。

また、少人数制できちんと指導されるので、
学力格差も少ないとのこと。

フィンランドの子どもたちの読書量も世界一です。
読解力が学力の基本ですから。

以上のことからみても、
フィンランドの子どもたちや教師は
随分恵まれていて、学習に専念できます。

もちろん、フィンランドが23%という高い消費税や
20%もの所得税を課しているからできることですが・・・


国民から高額な税金を徴取している以上、
教師がアホなことなどしている場合ではないのです。
勤務の評価も厳しいと思います。

子どもたちも、小学生から留年制度があります。
しっかり勉強しない子はやり直しは当たり前。
そのくらい厳しい世界でもあります。

日本もフィンランドを見習って
学力と人間性を兼ね揃えた教師を育成するべきです。

GTOやごくせんみたいな先生も必要ではありますが、
あれはドラマでのこと。

まだ、金八先生みたいな先生ならいいけど、
さらに、学習での指導力が備わった教師が必用でしょう。

教師は良い授業ができてナンボだと思います。

変態行為をしてしまうような教師が増えることは
やはり、日本の教育行政の体質に
問題があるのではと思います。

教師の膨大な雑用を減らして、ストレスを軽減し、
課外活動や部活などはできれば外部教育機関に頼み、
しっかりと授業ができる環境を教師に
整えてあげる行政の力も必要ではないでしょうか。




     

      
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2016年9月17日土曜日

自分語りが過ぎる人

自分語り好き過ぎな人に辟易

ボランティア関係で
ある70代前半の男性と以前から知り合いでした。

最近、その方の体調が良くないと聞き
お見舞いのメールをしました。

確かにご病気で自宅療養をされているのですが、
そのメールをきっかけにちょっと困ったことが・・・

私が「いつでもメールをどうぞ。」
なんて書いてしまって、失敗しました。

もともと書くことがお得意な方でしたので、
70代でもEメールはバリバリでした。

こちらも体調が良くなく通院中なので
そのことも伝えたのですが、
私の病気への気遣いは「頑張ってください。」の
ひとことだけでした。

そして、そのあとは恐ろしいほどの文章が続きました。

すべて「自分語り」です。

昔の自分。
そして、今の自分。

今は、表には出ないけど
地域のドンみたいな存在だと言わんばかりで。
自慢話のオンパレード。

「あなたなら、私の話も聞いてくれると思います。」
って断定的に書いてありました。

私はどちらかというと人の話を聞くタイプ
なのですが、勘違いも甚だしい。

私は、自分語りをする人はあまり好きでないです。
特に、自慢話。

まだ、苦労話なら聞けるけど・・・

ダラダラと自分語りを続けた挙句、
「今回はここまで。次回をお楽しみに。」だと(^^;)

「もう、ええわ」

しかし、この人のように、
こんなことを書いて、恥ずかしくないのでしょうか?

女に自慢する男って結構多いけど、
客観的に自分が見られないのでしょうか?

相手がうんざりしていることが
想像できないのでしょうか?

「威張り賃」もらえるなら聞きますけど。
バーや飲み屋のママさんって大変ですね。

そういえば、大学教授をすでに退官した高齢男性から
「元〇〇大学教授」っていう肩書の名刺を貰いました。
「名誉教授」になりそこねたのね。

また、他のじいさんからは、
どうでもいい肩書が20個くらいついた名刺を
貰ったことがあります。
この肩書「スーパーの会員レベルじゃん」(笑)

それでもやっぱり肩書が欲しいのでしょうか。

特に、大人しい感じの女がターゲットになるんですね。
奥さんから相手してもらえないから、
他の女に自慢したいのかな?

その自分語り好き過ぎの男性は、
将来、自分史を出版することが夢だそうです。

普通の会社員だった人の自分史って・・・
表面はごく普通の会社員だったけど
本当は地域(町内)のドンなのだ!って?

スーパーマンの発想ですね。
または、「特命係長 只野仁」系?

まあ、人それぞれだからいいけど、
出版詐欺にあわないようにお気をつけください。

あの高田純次さん、言ってます。

高齢者になってしないほうがいいこと
 1、自慢話
 2、昔話
 3、説教

だから、エロ話をしているんだそうです。(^^;)

私も、自分が客観的に見えなくなる前に
自分にも戒めとしたいと思っています。
エロ話はしませんが(笑)

それにしても最近、
よく同じことを言うようになってきたので
気をつけなければと思っています。

皆様もくれぐれもお気をつけください。(^^)/




     

      
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2016年9月15日木曜日

中秋の名月は必ず・・なんです。

中秋の名月はいつも・・・

自宅から見えた中秋の名月


2016年9月15日は中秋の名月でした。

曇っていたので無理かなと思ったけど
何とか見ることができました。

写真を撮り、早速アップしてみました。

中秋の名月とは、「旧暦の8月15日の夜の月」
のことを言います。

旧暦では、秋は7月から9月とされており、
8月15日は真ん中の日にあたります。
秋の中日なので中秋と呼ばれています。

この時期が一番月が明るく美しいので
より注目されてきたようです。

そして、旧暦の8月15日は
必ず「仏滅」なのだそうです。
今日も確かに仏滅でした。

中秋の名月は必ず仏滅なのです。

六曜は、旧暦の月と日にちで決まります。

公式は
 (月+日)÷ 6=X 余りN

この余りNが
 0=大安
 1=赤口
 2=先勝
 3=友引
 4=先負
 5=仏滅

旧暦8月15日の中秋は
 (8+15)÷6=3余り5

余り5は仏滅なのです。
だから、中秋の名月はいつも仏滅!

大安に中秋のお月見をしたくてもダメなんですね~
残念!

ちょっとした豆知識ですね。φ(..)

それから、字が少し違って
秋の名月」という書き方もありますよね。
紛らわしいですが、この場合の
「仲秋の名月」は「旧暦の8月の月全て」
意味します。

中秋の名月の由来は、
1、農作物の豊作をお祈りするため
  この時期の稲や芋の豊作を祈る宴を行ったと
  言われています。
  「芋名月」と呼ばれることもあります。

2、中国からの伝来 
  昔から、中国では「望月」という行事があり、
  平安時代に遣唐使により伝わったという
  説があります。



最後に、月でツキを招くおまじないを(^^)/

「満月の夜に財布を振ると金運がアップする」
という都市伝説があります。

注意事項は、お金が出て行く
「キャッシュカード」「クレジットカード」「レシート」は

財布から出しておきます。
あとは満月に向かってフリフリするだけ 。

「今月も臨時収入がありました。ありがとう!」
と満月に向かって過去形で言うことが必要なようです。

他にも・・・

新月は 始まりの運気を持つ特別な日で、
風水では新しいことを始めるのに最適といわれます。

月が膨らむようにお財布も膨らむという意味合いから
新月は財布を使い始めるのに適した日だそうです。

満月は月のパワーが満ち足りている日で、

風水では満月にそのパワーを積極的に授かるため、
月光浴をすると良いそうです。

「新品の財布を3分間満月にあててパワーをもらう」
という風水もあるそうですよ。

良かったらお試しあれ(^^;)

ちなみに、今夜の
中秋の名月=満月ではありません。
満月は2日後の9月17日です。
ご注意くださいね。

お月見でツキがアップするといいですね!



     

      
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2016年9月10日土曜日

パラリンピック走り幅跳びで知ったこと

リオ・パラリンピックの女子走り幅跳びで感じたこと


陸上走り幅跳び、美しい跳躍をみせる佐藤真海選手=ロンドンパラリンピック

今までパラリンピックを
ちゃんと見たことがありませんでした。

昨夜遅く、女子走り幅跳びを中継していたので
何気に見ていたのですが、これがなかなか
興味深い試合でした。

昨夜の走り幅跳びの試合は、
片足のひざから下が切断か欠損障害の
女子の試合でした。

ほとんどが切断障害でしたが、
中には生まれつき片足がない女性も。
彼女は片手も欠損していました。

切断や欠損障害の選手は
事故や病気など多くの心身の痛みや困難を
乗り越えてここまで来られました。
凄いとしか言いようがありません。
よく頑張られてきたと尊敬します。

今回、初めて知ったのですが、
走り幅跳びの踏切足は多くが義足の方なのですね。
昨夜の試合では全員が義足で踏み切っていました。

私は、義足ではなく健常側の足で
競技をするのが普通だと思っていたので
かなり衝撃的でした。

義足の足で踏み切るのって
負担が大きすぎると思えるのですが、
義足の方が距離が伸びるからなのでしょうか?

それとも、かえって義足の方が楽だから
という理由なのでしょうか?

2020東京五輪の最終プレゼンテーションをした
佐藤真海選手は、以前は健足側での踏切でしたが、
距離を伸ばすためにロンドン・パラリンピックでは
義足側に変更したそうです。

見ていて感じたのは、
義足の性能が結果に大きく関連している
のではないかということです。

義足の規定が決まっているそうなので
大きく性能の差はないと思われますが、
やはり、微妙な部分でより遠くに飛べる
研究は行われていると思います。

もちろん、性能だけでは記録が伸びないので、
トレーニングで体を鍛え上げることが
一番必要なのは確かです。

でも、義足に凄いバネや装置をつけちゃえば
より遠くまで飛べるわけで・・・

昨夜の試合も素晴らしい試合でしたが、
このあたりが、どこか腑に落ちない部分でした。
このように感じるのは私だけでしょうか?



ドイツのマルクス・レーム選手が
健常者の記録を超えた問題

走り幅跳びのロンドンパラリンピック金メダリストである
ドイツのマルクス・レーム選手は、
2014年のドイツ大会で健常者を破り1位になりました。
しかし、次のヨーロッパ大会には派遣されませんでした。

義足の跳躍力が健常者より有利に働いているのでは
ないかという疑問が持ち上がり、
陸上連盟が認めなかったということです。

今回のリオ・オリンピックも
健常者選手と戦えるレベルでしたが、
国際陸上連盟が
「義足が跳躍に有利に働いていないかを
  科学的に証明せよ」
と要請し、一応データを提出しましたが、
結果不十分として出場許可を保留され、
結局、リオ・オリンピック出場を辞退しています。

健常者より結果が良くない時は
オリンピック出場も可能だったかもしれませんが、
いざ、その結果が伸びてくると
義足の効果を疑われる・・・

ロシアは、ドーピング問題で出場できなくなり、
自国で大会を開催しているようです。

パラリンピックは障害の種類や差も大きく、
義足や車いすなど
道具や科学の力を借りる部分も大きく、
なかなか公平性を保つことが難しい競技が
多いのではと感じています。
とにかく、お金がなければできないですよね。

リオ・パラリンピックは、9月16日の閉会式まで
いろいろな競技が行われますので、
時間のある限り見ていきたいと思っています。

最近では、障害者の方たちのメディアでの
扱い方などに賛否が注目されています。

「感動ポルノ」などという言葉がNHKの番組
「バリバラ」から発信されました。

7月には、重度障害者への
悲惨な殺害事件もあり世間が驚愕しました。

障害のある人たちと健常者が
どのように理解し合い共存して
生きていける社会が実現できるのか・・・

最近は、大きな問題提起や論争が
持ち上がっていますので、
私もいろいろな視点から
考えていきたいと思っています。



     

      
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2016年9月4日日曜日

いつもあるものがないと・・・

あって当たり前のものがないと・・・


先日、掛け時計の針が動かなくなりました。
電池が切れたようです。

なので、壁からはずして電池を入れ替えました。

普通はすぐに動き始めるのですが、
この時計は電波時計のため
すぐに正確な時刻を指してくれません。

12時のところでピタッと止まってしまいました。

仕方がないので、窓際にしばらく置いておきました。
受信には少し時間がかかる時計のようです。

その後、忘れて他のことをしていたのですが、
ふと目をやると時計がない。
(だって受信中なのですから)

無意識に時刻を知るために
時計の場所に目が行ってしまいます。

今までの習慣なのですね。

習慣って本当に体に染み込んでいるみたい。

何度も、時計の場所に目をやってしまい・・・

そのくらい、時間とともに生活していることが
身に染みてわかりました。

しばらくして、やっと受信が完了し
壁に時計を掛けました。

安心感。

あるべき所に必要なものがあるというのは、
本当に安心感につながります。

今まで、あって当たり前だったものが
少しでもなくなったりするとその直後困惑します。

そう思うと・・・

18年間飼っていたワンコが亡くなった日

子供が東京の大学に行ってしまった日

大きな出来事があり、しばらくロスになりました。

長年、身近に存在して当たり前だったこと(人)が
急になくなる、いなくなることの喪失感・・・

なかなか新しい環境に慣れるまでには
時間がかかりました。

でも、何とか立ち直り
今ではよい思い出になっています。

子供は社会人となり、今も東京で頑張っています。
自立してくれたので、一応子育て終了ですね。

でも、子供もワンコも、かつて
「だっこ」した感覚は今でも忘れられません。

今回の掛け時計も、
もし場所を変えれば、その場所に慣れていくでしょう。

でも、やはり同じ場所に掛けました。

20年近く同じ場所。
そして、これからも同じ場所。
時計は変わるかもしれないけど。

人生を重ねるたびに、
いろいろなことが変化していきます。

人も環境も・・・

そんな時は、やはり喪失感や困惑があるでしょう。

でも、少しづつ新しい環境に慣れていく・・・

今回の掛け時計電池切れで、
「いつもあるもの」について考えさせられました。

そういえば、「お腹すいた~」と言うおっさんが
いつも近くに存在していることに
あらためて気がつきました。(^^;)




     

      
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