2017年12月23日土曜日

手袋にまつわるお話

手袋であたたまる4つのお話

その1
クリスマスは父親の誕生日。
91歳になります。
プレゼントは手袋にしました。

要介護3の父親は、
手足の血行が悪いのか、
介助で触ると、いつも
とても手足が冷たく感じていました。
外出時には手袋が必要と思い・・・

父は
「暖かいなぁ~」と
とても喜んでくれました。(^^)

その2
一昨日の朝、道路を歩いていたら、
茶色の女性用の手袋が落ちていました。
少し行くと、またひとつ。
両手の手袋を落としてしまったようです。

皆が歩いている道路で
あまりきれいではないので
そのまま通り過ぎました。

その夜、そこを通ると、
道端のフェンスにその手袋が
かけてありました。
両手揃えて。

「えらいなぁ。
誰かが拾ってかけていったんだ。」
と思い通り過ぎました。

翌朝、またそこを通ると、
フェンスにかけてあった手袋は
無くなっていました。

きっと、落とした人が
持ち帰ったのでしょう。
もしくは、誰かが持って行ったか・・・

落とした人なら
心の中で「ありがとう。」と
感謝したと思います。

ちょっと心のあたたまる出来事でした。

その3
「キャロル」2015年)という映画を
Amazon Primeで観ました。

1950年代のニューヨークが舞台。
美しい令夫人キャロル(ケイト・ブランシェット)
娘のクリスマスプレゼントを買いに
デパートを訪れます。

その際、ショーウィンドウに
手袋を忘れて帰ってしまうのです。

そこの女性店員(ルーニー・マーラ)
手袋を持ち帰り、
夫人に返してあげます。

そこから、二人の女性の交流が始まり、
幸せそうに見えた夫人の隠された現実や
いろいろな人生が見え隠れし、
お互いが惹かれ合うというストーリー。
絵的にとてもきれいな映画でした。

手袋から始まった映画なんて
なかなかユニークですね。

その4
数年前の自分の話ですが、
手袋をなくしてしまいました。

多分、バスの中で落としたのではと

思いましたが、
今さらどうすることもできず
あきらめました。

数日後に新しいのを買おうと思いましたが、
どうにも落とした手袋が気になって、
思い切ってバス会社に電話をしました。

「倉庫に来てください。」と言われ、

少し遠いバス会社の倉庫まで
行ってみました。

手袋の特徴を言って
身分証明を見せたら、
係の人が探し出してくれました。

まさに、自分の手袋でした。


再会できた喜びはひとしおでした。

たかが手袋。
されど手袋ですね。

その手袋は、
今もずっと使っています。
なくさないように気をつけながら。

以上4つの手袋のお話。
いかがでしたでしょうか?
あたたまっていただければ幸いです。




     

      
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