2018年5月24日木曜日

「言った」「言わない」トラブル

音声録音が必須の時代

このところ、いろいろな場面で
「言った」「言わない」という
論争が巻き起こっています。

政治、スポーツ、事件・・・
さまざまな場面で。

「誰が嘘をついているか?」
という議論をテレビでも
しつこいくらいやっていますが、
いろいろな矛盾が生じても、
「記憶にない。」で通されてしまい、
結局、証拠がない限り
権力側が勝ってしまったりして、
難しい局面があります。

私もかつて、仕事の場面で
定年された高齢男性から
言われなき暴言を
吐かれたことがあります。

この男性は、上司ではなくて
仕事上関係していた方です。
私よりは上の立場の人。

それまでは、
異常なほどの可愛がられ方をしていましたが、
ある日を境に、
暴言、パワハラを受けるようになりました。

私は、身に覚えがないので
冷静に聞き返してみましたが、
理由は言われませんでした。

ただ、言われなき暴言を
私に指を指しながら、
大声で吐きつづけていました。

「こいつは嘘つきだ!」など
感情的なひどい言葉をいろいろ。

振り返って考えると、
「他の男性をほめた」ことが
原因ではないかと思われました。

その暴言男性の前で、
「あの人は凄い。」と言った記憶があります。
本当によく仕事ができる人でしたから。

それを根に持って、
「今まで可愛がってやったのに」という
ひがみ、憾み、怒りの気持ちが出たのでしょう。

その男性は、
自己愛の強い人でした。
以前にも、問題を何度も
起こしたことがあります。

私が、他の男性に目が行ったことが
どうにも気に入らなかったのでは・・・

仕事上の問題なら、
そのことを言われるはずですが、
その指摘は何もありませんでした。

こちらもパワハラで参ってしまったので、
弁護士さんに聞いてみました。
「どうしたものか」と。

弁護士さんは、
「とにかく録音した証拠が必要」
とのことでした。

当時(20年ほど前)はスマホもなく、
ボイスレコーダーも
サイズが大きく高価でした。
テープレコーダーでは相手にバレバレです。
ボイスレコーダーなら
わざわざ購入しなければならず、
簡単に録音ができない時代でした。

録音したい旨を、
一番上の上司に相談したら、
その上司が高齢男性に言ってしまい、
それ以後、暴言を吐かなくなりました。

録音されたら問題ですからね。

上司も上司。
問題を隠してしまい、
私を守ってくれませんでした。

結局、私は、
暴言を受けたストレスと
ダメ上司で、その職場をやめました。

このことをきっかけに、
「音声や画像」を取ることの大切さを
身に染みて感じました。

何かの契約やもめごと、
言いがかり、ハラスメント・・・

こうした問題の解決には、
証拠が必須です。

相手には失礼かもしれませんが、
危ないと感じた時には、
ボイスレコーダーや
スマホの音声レコーダーで
録音するのが必要でしょう。
画像が撮れればなおいいのですが。

音声や画像データでも
ほんの一部分だけでは説得力がないので、
回数や時間も必要で、
できれば、一貫した会話や状況の流れを
録音・録画することがいいでしょう。

「言った」「言わない」の論争は
本当に困ったものですね。




     

      
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9 件のコメント:

MICHIKAZE さんのコメント...

こんにちは
ご無沙汰しております。

ママさんも持病だけでなく人生経験豊富ですね。
人間関係からくるストレスから身を守るためにも
ボイスレコーダーが必需品になるかも

記念写真を撮るように記念録音をするとか(笑)
車にはもちろんドライブレコーダーをつけましょう。。

神田ももたろう さんのコメント...

先日、印象に残った事件がありました。
電車内で痴漢にあっていた女子校生が
声も出せない中、勇気を出して、スマホで
動画撮影したとか。

今は、本当に便利な時代になりました。
スマホひとつで、音声や画像、動画を
残すことができる。つまりは、証拠となる。

いざというときは、即、録音、録画!
そう、自らの子供たちに教える時代なのかも
しれません。

utokyo318 さんのコメント...

職場で辛い思いをされたんですね・・・・
立場を悪用した行いは、本当に腹が立ちますね。

今は証拠を残す手段がたくさんあるというのに、問題発言をする人たちがワイドショーをにぎわせていますね。
私は他人に対してきつい言い方をするのが好きではないので、ちょっと神経を疑ってしまいます。
自分の身は自分で守るのが原則だと思うので、さまざまな事態を想定して行動することで、被害を少なくできればと思いました。

すみれ さんのコメント...

MICHIKAZEさん

お久しぶりです。

そうですね、これからはドライブレコーダーが
必要な時代になってきそうです。

事故や犯罪の記録が取れることにより、
より正確な証拠を見つけることができますね。

すみれ さんのコメント...

神田ももたろうさん

本当に世知辛い世の中というか・・・
録音や録画、ドライブレコーダーなどで
証拠をつかまないと難しい時代になりました。

子供たちには、教えて行かないといけませんね。
凶悪な事件も起きていますし。

すみれ さんのコメント...

utokyoさん

コメントをありがとうございます。

本当に、ワイドショーでは、もめごとのオンパレードですね。
録音や録画がない限り、
「言った」「言わない」の平行線です。

お互いに娘を持っている身ですから、
セクハラや痴漢など心配は絶えませんね。

ぽんぽ さんのコメント...

その当時は、相当辛かったんじゃないかと思います。文章を読んでいて、映像が浮かびました。

すみれさんの推測通りかもしれませんね。その人にとって嫌いな人を、こちらが故意では無く、褒めてしまった場合、その程度のことで、「あんなヤツを褒めるのか!!」って感じで、こちらへの態度が急変する人っていますもんね。

自分は、過去の一度ですが、パワハラが原因で、仕事を辞めた直後、原因となったその職員(公務員)の責任追及として、都庁の方に書類を提出したことがあります。

書類を郵送して、しばらくしてから、担当部署に電話してみたところ、担当の者が、その男がいる職場に注意に行きました。と言われました。

決め手となった言葉は、「(おまえは)給料もらえなくていいよ」という言葉でした。

その当時(8年前)は、すでにデジタルレコーダーはあったので、「あの時、録音しておけば」と悔やまれます。

私は、民間の会社員で、職場が都の施設で、私以外は全員 都の職員だったので、証言を得るのも無理だし、見方もいませんでした。なぜなら、その男は、その施設の施設長だったので。

すみれさんに暴言を放った男も、ろくでもないヤツだったんでしょうね。

どこにでもいるんですね。

すみれ さんのコメント...

ぽんぽさん

ぽんぽさんも辛い経験をされましたね。
お気持ちお察しします。
私もお役所と関連のある財団にいたので、所長さんは
私をかばうより、自分の保身のために逃げたのだと思います。

弁護士さんから言われた「証拠の録音」は、今後の勉強になりました。
今のところそのような場面に出会いませんが、
パワハラなどを受けているなら、録音するしかないですね。

世の中には、暴言を吐く人は必ず存在します。
あおり運転死亡事故でも、本当にささいなことが原因で起こりました。
ドライブレコーダーが必需品になりそうな世の中です。

ぽんぽ さんのコメント...

そうですね、今は、小さくて性能のイイ録音機材がありますから、録音出来ますからね。

籠池氏の問題も、録音していなかったら、籠池氏がすべてウソをついてるってことで片付けられていたでしょうね。

そうですね、ドライブレコーダーは必需品ですね。

少しでも、パワハラしにくい世の中になっていって欲しいですね。