2018年6月26日火曜日

病院での祈り

病院での七夕の願い

「いらすとや」さんからいただきました。

今日は8週間に一度の
呼吸器科の診察でした。
毎日ピークフローを計っているので、
それを記録している「喘息日記」
先生に見せるのが宿題です。

総合病院のロビーには
大きな笹が何本か置かれ、
短冊がたくさん結ばれていました。

短冊があまりにも多すぎて
飾りはありませんでした。

この病院は、
紹介状が基本の大病院なので、
多くの患者さんは
重い病気を抱えて来ています。

ロビーにある三本ほどの笹のそばには
白紙の短冊が置いてあり、
自由に願い事を書いて
結ぶことができました。

すでに、埋めつくすように
短冊が結んであり、圧倒されました。

失礼ではありますが、
患者さんの書いたものを読んでいくと、
病院内だけに、
切実な願い事がほとんどでした。

「病気が治りますように」
「〇〇ちゃんが元気になりますように」など
病気の治癒を願う短冊が
とても多かったです。

子供さん自身が書いたものもありました。
小児科のお子さんたちは
病気と闘っているのですね。

普通は、子供さんなら
「〇〇になれますように」
「頭が良くなりますように」
「サッカーが上手くなりますように」など
夢のあることを皆書きますよね。

この病院の短冊には
悲痛な叫びや願いが込められていました。

こういう七夕飾りもあるのですね。

私も願いを込めて書き、短冊を結びました。

今日は朝から息苦しく、
じっと我慢の日でした。

低気圧が近づくと
喘息の胸苦しさが出現し、
どうも調子が悪くなります。
梅雨が早く明けてくれるといいです。

とはいえ、以前に比べたら
随分良くなってきましたので
これが維持できればと思っています。

「短冊に書かれた患者さんたちの願いが
少しでも叶うといいな。」
と思いながら、
電車に乗って帰途につきました。




     

      
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2018年6月21日木曜日

半端ないって

W杯での光景

サッカーワールドカップロシア大会にて、
日本がコロンビアに勝ちました。

FW大迫選手がコロンビア撃破の
立役者になったことで、
かつて言われた「半端ないって」
大きく報道されました。

南米チームに勝つなどとは
多くが思っていなかっただけに、
本当に「半端ない」勝利でした。

その勝利後、
いつもの心温まる光景が見られました。

日本のサポーターによる「掃除」です。

サポーターたちの会場の「ゴミ拾い」は
昨日今日に始まったことではなく、
もう20年ほどになるのだそうです。

海外のマスコミで
大きく取り上げられるようになり、
日本人の「美しきマナー」が
称賛されるようになりました。

確かに、日本はゴミの散乱が少なく、
本当にきれいな国だと思います。

海外に行くと、よくわかります。

この「ゴミ拾い」は
マスコミ受けのパフォーマンスではなく、
サポーターたちの長年にわたる
自然に身に付いた習慣だと
記事にも書かれていました。

日本人の掃除を見て、
コロンビア人やセネガル人も
参加し始めたそうです。

以前、韓国もゴミ拾いを始めましたが、
パフォーマンスを意識した行為なのか
マスコミで取り上げられなくなると
やめちゃったサポーターも多いとか・・・

はるか昔に遡ると、
江戸の町は、本当にきれいな町だったと
言われています。

ゴミだけではなく、
糞尿などがうまくリサイクルされ
衛生的にも素晴らしいシステムが
作られていました。

そのような日本人の美意識が、
受け継がれてきたのだと思うと、
W杯での日本人への称賛は
誇りに思うべきでしょう。



とはいえ、
日本にはもっと恐ろしいゴミがあります。

原子力発電による
核のゴミ(使用済み放射性物質)は
今後、何万年も存在し続けます。

その処分方法や処分場所をめぐって
国は困惑しています。

福島第一原発の事故処理も
なかなか進んでいませんし。

こちらは、
世界に知られたくない事実です。

日本人の美意識も半端ないですが、
核のゴミ処理も半端ないですね。

〇後日談
その後、16強に進んだサムライジャパンは、
ベルギーに惜しくも3-2で負けました。
日本チームが去る時、
使用したロッカールームがきれいに掃除され、
ロシア語で「ありがとう」と
書置きを残していったそうです。
このことが世界中のメディアで
取り上げられました。
サポーターだけではなく、選手まで
その美意識が称賛されたことは
誇りに思っていいのではないでしょうか。






     

      
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2018年6月13日水曜日

口外してはいけないこと

それ言わない方が身のためですよ。

最近、「〇〇のドンファン」だとかいう
資産家の死亡をめぐって
マスコミが騒いでいます。

資産が何十億で、
めちゃくちゃな女性遍歴があり、
体内から覚せい剤が検出されたことで
殺人ではないかと話題になっています。

自叙伝に書かれたことは
本当かもしれないけど、
かなりモリモリな部分も
あるような気がします。

要するに、ドンファンさんの
自己満足のような本です。

女性に「〇〇〇万円あげるから付き合って」
と迫っていたようです。

この人のように、お金で
人の心が買えると勘違いしてしまうと、
悪意の人たちが寄ってきます。

私の周りでも、高齢者ですが、
「〇億持っている」
皆に自慢している人がいます。

お仕事は普通だったけど、
その後、何かで儲けたのでしょう。
「〇億」は盛った話かもしれませんが。

周りの貧乏高齢者を見て、
「最後は自分が勝ち組」だと
言いたいのでしょうね。

でも、それを聞いた人たちが
「すごい!」とは言いながらも
「何さ!偉そうに。」としか
思わないことも確かです。

さらに、悪意がある人なら
悪いことを考えてしまうかもしれません。

他にも、
「うちには、1,000万円が現金で置いてある。」
というびっくりおばさんもいます。

それを言っちゃダメでしょ。

泥棒に入られるか、
騙されるか、
税務署が来てしまいますよ。

高齢者になると
お金が一番大事になることは
理解できます。

お金が無い人が
「無い、無い」と言っている分には
本人以外
あまり問題がないと思いますが、

ある人が
「ある、ある」と言うのは
かなり危険なのではと思います。

無いのに、
「ある、ある」も多少危険です。
間違って命を狙われるかも・・・

本当にすごい資産を持っている人は、
「ある、ある」なんて
まず、言いません。
まあ、言わなくてもわかりますが・・・

私も、ドンファンさんのように、
「1億なんて紙きれのようなもの」
なんて、言ってみたいものです。

本当に持っていたら、
絶対に言いませんが。(笑)




     

      
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2018年6月11日月曜日

タフレンに思うこと

タフレンは便利。だけど・・・

タフレンって、
スーパーのレジを出た所に置いてある
ロール型のポリ袋のことです。

私も、調べるまでは
この名前を知りませんでした。

ロールから1枚ずつ引き抜いて
食品やパックを詰めていますよね。  

このポリ袋は
本来の目的を果たした後も
結構便利なのです。

生ごみをまとめたり、
汚れていないものは
いろいろなものの小分けに使ったり、
様々な用途があります。

ワンコがいた頃は、
お散歩用にも重宝しました。

だから、買い物時に、
毎回少し多めに
適当なものを詰めてもらってきています。

スーパーでよく顔を合わせるおばあちゃんは、
その場できちんと畳んで
数枚持ち帰っていました。

レジ袋は3~5円ほど取られますが、
このタフレンは
わりと「ご自由にどうぞ」って感じです。
注意書きはあまり見当たりませんので。

しかし、
中には、ロールをグルグル巻きながら
相当な枚数を持っていく客もいるようです。
私も目撃したことがあります。

ネットに苦情が書いてありました。
「必要なだけでお願いします。」と
レジ係が言ったら、客にキレられたとか・・・

いくらご自由にでも
さすがにこんなことは
しない方が良いと思うのですが・・・

このタフレンを個人がネットで購入すると、
1枚0.5円くらいになるようです。
大きなスーパーだったら
単価はもっと安いでしょうが、
どんどん使われたら
結構な金額になるでしょうね。



駅の公衆トイレにも
「トイレットペーパーは
持ち帰らないようにしてください。」
という張り紙がしてあるのを
時々見たことがあります。

さすがに、
スーパーやデパートなどでは
あまり見たことがありませんが、
公衆の物を持ち帰る人が
存在するのでしょう。

不特定多数の人々が行きかう場所の
運営・管理は本当に大変だと思います。
見えない出費はすごいのではないでしょうか。

公衆の物を取らない、
必要以上の物を持っていかない、
他人に迷惑をかけないとう

日本人の常識のようなものが
今まではあったと思います。

しかし、外国人観光客が増え、
日本が国際化していく過程で、
日本人のそうした美意識は
少しずつ変化してきているように思うのは、
私だけでしょうか・・・




     

      
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2018年6月6日水曜日

竹かんむりの理由

山田耕筰の「筰」の意味

山田耕筰は、
「赤とんぼ」「この道」「砂山」など
数々の名曲を生み出した作曲家です。

2018年6月9日で、生誕132年になります。
彼は、79歳で亡くなりました。
(1886~1965年)

山田耕筰は、
「日本近代音楽の父」と言われ、
数えきれないほどの曲を残しました。

歌曲、童謡が良く知られていますが、
交響曲や室内楽曲、ピアノ曲、映画音楽・・・
さらには、軍歌もたくさんあります。

あまり知られていないですが、
小学校から大学までの校歌は
何百曲もあり、驚くほどの曲数です。

この山田耕筰さんですが、
1930年(44歳)までは、
「耕作」を名乗っていました。

その名前に竹かんむりを付けて
「耕筰」にしたのには
2つ理由があるそうです。

1つは、
「山田耕作」という同姓同名がたくさん存在し、
仕事をする上で不都合が生じたこと。

2つめは、
耕作の頭髪がだんだん薄くなり、
指揮をする時、後頭部の髪が乱れて
見苦しいとの指摘を受け、
かつらを勧められたことです。

でも、かつらには抵抗があり、
丸坊主にしました。

しかし、その丸坊主も気に入らないので、
名前に「ケケ(毛毛)」(竹かんむり)を付け、
「筰」にしたのだとエッセイに書かれています。
「竹かんむりの由来」
(『山田耕筰著作全集 3』岩波書店に所収 1948年)より

その後、再婚を期に、
戸籍まで「山田耕筰」にしたそうです。

なかなかユニークな人ですね。
このエピソードを知って
彼の曲を聴くのも面白いかも。

話は変わって・・・
あの人気アニメの「島 耕作」シリーズ。

モテモテの「課長 島耕作」は、
35年を経て、
「会長」まで出世したようです。
もう、70歳なのですね。

彼には、髪の毛がふさふさなので、
「耕作」に
「竹かんむり」は必要なさそうです。(^^;)





     

      
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