大雨が上がった後は、猛暑の毎日です。
この暑さの中で、
1週間前くらいから
近所の家の解体工事が始まりました。
数軒向こうなので、
何のお知らせもなく始まったようです。
暑いので、風を通すために
窓を開けていましたが、
「何だか苦しい」という
私の喘息センサーが働きだしました。
外から大きな音が聞こえてきたので
見に行ったら、
家の解体工事じゃないですかぁ。
わりと古い家ですが、
瓦ではなくフラットな素材の屋根です。
これは、きっと
アスベスト(石綿)が含まれているはず。
2006年以降には、建築での
アスベスト使用は禁止されましたが、
それまでは、
特に昭和に建てられた建物には
かなりの割合でアスベストが含まれています。
当時は、石綿は「奇跡の鉱物」と言われ
すごく期待された素材でした。
屋根、外壁、内装、断熱材・・・
学校にも使われていました。
その後、数年を経て、
アスベストによる肺疾患の発病者が増加し、
危険性が認識されるようになってきました。
それらの建物が老朽化して
あちこちで解体が始まっています。
解体すれば、
アスベストなどの危険物質が飛散します。
そういう危険性があることを
何も言わないで
ガンガン工事を進めています。
私の肺疾患は、
喘息ではありますが、
「拘束性肺疾患」も併発しています。
「じん肺」と同じような症状です。
アスベストなんか吸ってしまったら
悪くなるのは目に見えています。
家の窓を完全に占め、
24時間換気をまわして、
空気清浄機をかけて、
洗濯物は室内干しして、
外に出る時はマスクして・・・
このクソ暑い中、
家の窓を何日も締め切って
エアコンばかりつけています。
解体工事って、
2~3日で終わると思ったら、
なかなか終わらないんですね。
多分、人手不足が原因だと思います。
2~3人でやってますから。
工事している人も
本当に大変だと思います。
暑いからか、マスクしないでやっているんですよ。
危険という意識がないのでしょうか?
これから、
戸建ての家だけでなく、
ビルやマンションなど、
多くの建物が老朽化してきています。
解体工事は増えていくことでしょう。
アスベストなどの危険物質を
知らないうちに吸ってしまう
危険性が潜んでいます。
近くで工事が始まったら
お気をつけください。
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