最近、芸能人などの有名人が、
自身の発達障害をカミングアウト
することを見聞きするようになりました。
SNSだけでなく、テレビ番組でも
多くなってきたように感じています。
先日も、NHKの特集番組で、
有名人3人が発達障害と診断されたことを
カミングアウトし、
特徴的な行動やその生き辛さを語っていました。
3人とも、その世界では優れた仕事をしているので、
一見よくできる人のように見えますが、
ずっと生き辛さを感じてきて、
30~40歳過ぎて診断されたということです。
発達障害の主なものは、
〇自閉症スペクトラム(アスペルガーなど)
コミュニケーションが苦手
空気が読めない
こだわりが強い など
〇ADHD(注意欠損・多動性障害)
じっとしていられない、衝動性、
忘れ物が多い、時間が守れない など
〇LD(学習障害)
文字が読めない、書けないなど
学習のある分野だけがうまくできない など
以上3種類が主なものですが、
これらが重複している場合もよくあります。
最近は、子どもの発達障害は
医療的にも注目されてきて、
割と早く発見されるので、
学校や地域でも
ケアが可能になってきています。
私も学校現場で、このような子どもたちを
支援・教育していた経験があります。
でも、大人の発達障害は
社会に埋もれているので、
自分自身が自覚して検査に行かない限り、
周りから
「変わった人」「こだわりが強い人」
「約束が守れない人」「頭が悪い人」
「空気が読めない人」
などの烙印を押され、
叱られたり、いじめにあったりして、
本人は生き辛さを感じ、
その二次障害で、うつ病になったり
精神障害をきたす場合もあるようです。
芸能人などがカミングアウトするのは、
社会への理解を求めるとともに、
それらが、障害ではなく「個性」であると
主張したいのだと思います。
あの、俳優トム・クルーズも
知的能力には問題はないが、
文字の読み書きが困難な障害
「ディスレクシア」を公表しています。
織田信長や坂本龍馬などもADHDだった
のではないかと研究者から言われています。
歴史的人物や発明家(エジソンなど)、
また、芸能人にも相当多いようです。
私のご近所の奥さんは、
かなり変わった行動を取るので、
同居している義父母が悩んでいました。
「もしかして大人の発達障害ではないか?」と
私が伝えたところ、とても腑に落ちたようで、
「それなら仕方がない。」と
怒りがおさまったと言っていました。
私の母親も多分に発達障害の要素を
持っていました。
こうした人たちと上手くコミュニケーションを
取ることはなかなか難しいですが、
お互いが理解し合うことで、
少しづつ共生できていくのかもしれません。
ドラマ「僕らは奇跡でできている」は
動物好きでかなり個性的な
(発達障害と思われる)大学講師を
高橋一生が好演しています。
一見、ほのぼのとするドラマですが、
とても考えさせられるテーマを
発信している素晴らしいドラマだと
思って見ています。
私は、「発達障害」という言葉を
「障害」ではなく、
他の言葉に置き換えられないかと思っています。
お互いが理解し、共存し合える
もっと前向きな言葉がみつかるといいですね。
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