何かのスイッチで「怒り」を感じる時があります。
一番は、理不尽なことを言われたりされたりした時。
突然、思ってもいない不快な言動をされた時、
一瞬にして怒りを感じる時があります。
突然、思ってもいない不快な言動をされた時、
一瞬にして怒りを感じる時があります。
他にも、いろいろと誠意を尽くして頑張った時、
きちんと仕事をした時、
自分は間違っていないと思っていて、
相手にそれなりのパフォーマンスを期待したのに
それに反する行為や言動があった場合。
または、全く無視された場合。
自然と怒りが沸いてくるようです。
それを相手に理解させようとして
さらに説明を追加したり責めたりすると、
余計に相手と溝を作ってしまう・・・
相手を責めたとしても
人間関係が上手くいかなくなるばかりで、
逆に自分で自分を攻撃してしまうことになります。
「自分が悪かったのか?」
「伝え方がまずかったのか?」
相手への怒りの矛先が、次に自分に向き、
自分を責めるようになり、
精神的に良くない状態になります。
「怒り」とは、自分の考え方のルールに
相手が違反した時に起こるようです。
「なんでわからないんだ!」
相手が意図的に意地悪をしている場合は別として、
相手に悪気がない場合、
怒りは自分だけが感じるようです。
相手にとってはどうでもよいことが多いでしょう。
つまり、頭の中に出来上がっている自分の考え方が
相手の頭の中にはないのです。
それを同じ土俵で対処しようと思うため、
それがうまくできない場合
「怒り」というアドレナリンが放出され
攻撃性が高まります。
攻撃された方はよくわからないままに
攻撃されたことに対し怒りを感じるでしょう。
「何怒っているの?そんなにイライラするなよ!」
ってところでしょうか。
「社会への怒り」を溜め込んできた人が
無差別殺人などを起こしてしまう事件があります。
一生懸命仕事をしてきたのに認められず、
見た目や行動をバカにされたり、
頑張ってもなかなか就職できなかったり、
すごく愛したのに相手に捨てられる・・・
そんな時人は「怒り」でいっぱいになり
相手を傷つけるか
または、自分を傷つけてしまいます。
過労で自殺した新入社員さんが話題になっていますが、
過酷な労働時間に加え、
一生懸命仕事をしたことを上司が認めてくれず、
逆に否定され続けたことが「怒り」となり、
自分を消すという行為で会社や上司に
抗議したとも思えるのです。
その前に、逃げることも可能でしたが、
「東大を出た一流会社の社員」
というプライドや周りの期待が
「会社を辞める」という選択肢を
自分が許さなかったのかもしれません。
これらも、自分の考え方やルールが
頭の中に居座っているからです。
生まれ育ってきた環境によってできあがった考え方は
なかなか変えられるのもではありません。
しかし、それが「怒り」を産み
自分を蝕むのなら、
やはり自分を変えることも必要かもしれません。
「過去と他人は変えられない。」とよく聞きます。
他人の気持ちを推測することは可能ですが、
本当に他人の気持ちを理解することは
かなり難しいことです。
ましてや、他人の気持ちを
自分と同じように変えようとするならば、
相当なエネルギーや努力が必要となります。
それでも、表面上は上手くいったように見えても
本当に変えることはなかなか難しいでしょう。
他人の気持ちを推測することは可能ですが、
本当に他人の気持ちを理解することは
かなり難しいことです。
ましてや、他人の気持ちを
自分と同じように変えようとするならば、
相当なエネルギーや努力が必要となります。
それでも、表面上は上手くいったように見えても
本当に変えることはなかなか難しいでしょう。
怒りで自分の精神を弱らせるならば、
怒りを感じない場所に身を置くか
自分の考え方を変えていくしかないのでは・・・
また、吐き出す場所も必要ですね。
自分を否定しない誰かに話を聞いてもらう。
というのは良い方法かもしれません。
また、大きいことや楽しいことを
考えるというのもいいかも。
考えるというのもいいかも。
以前、「団地ともお」というアニメを
テレビで放映していました。
その中で、いつも仲間外れにされたり
意地悪をされている男の子がいました。
主人公のともお君は、
「寂しくないの?」
「怒らないの?」とその子に声をかけます。
すると、その男の子はさらりと言いました。
「歴史的宇宙的に考えたら、
こんなこと大したことじゃないよ。」
きっと仲間外れは寂しかったと思いますが、
大きなことを考えれば自分の悩みなんて
小さなことだと納得していたのでしょう。
小学生なのにすごい子どもですね。
このシーンが私の記憶に残っています。
動物のように、怒って吠えたり襲ったりという行為は
人間にはできないですので、
やはり、自分の頭の中の怒りをリセットして
自分を守るようにするしか方法はないようです。
「いつか見返してやる。」という考え方もありますが、
やめといたほうが無難でしょう。
見返したって、相手は反省などしないでしょう。
このところ、ちょっと怒りが増す出来事があったので
このブログで吐き出してみました。
書いているうちに気持ちがおさまってくるので
ブログにも効果があるのですね。
ムカッと来たら、すぐに大声で怒らず数秒待ちましょう。
すると怒りが少し静まります。
その後、ゆっくりと対処法を考えればいいと思います。
その後、ゆっくりと対処法を考えればいいと思います。
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5 件のコメント:
自らの感情のコントロールは、できるに
越したことがないですよね~ 怒りの勘定は
基本的には損をすることが多いです。
このブログの内容、私の妻に言いたいくらいですw
神田ももたろうさん
そうですね、怒りは自分を追いつめてしまいます。
自分への戒めのために、このブログを書きました。
特に、男と女の脳は異なる部分が多いですから、
本当の意味で理解し合うことは難しいでしょうね。
「喜怒哀楽」の中で「怒」の感情が最も
コントロールしにくいですね。
悟りとは・・・この怒りをコントロール
できる境地なのかもしれない。
それができると喜びと楽しみによって
「哀」を封じ、穏やかな境地に入ることを
「喜哀楽」という( ´艸`)
MICHIKAZEさん
「怒」のコントロールは本当に難しいですね。
どんな立派な人間にも起こりうる感情です。
穏やかな境地に達するのは、どうも100歳を超えてかららしいです。
「老年的超越」についてまたそのうち書いてみます。
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