2017年1月29日日曜日

危ない!認知症高齢者

車道のど真ん中を歩く高齢者


(出典:いらすとや)

車を運転中、交差点で信号待ちをしていた時。
青信号で横断歩道を渡っている高齢者がいました。

杖をついて、かなりヨレヨレの感じでした。
80~90代くらいだと思います。

赤信号になってもまだ渡り切れなくて
対向車線の車は進めず待ち状態。

やっと渡りきれたかと思ったら
その高齢者は何を勘違いしたのか
歩道に行かず
戻って車道のど真ん中を歩き出しました。

「危ない!」

対向車の車は動けず
どんどん後ろから車が詰まっていき、
私も右折ができない状況になりました。

交差点は大渋滞になり・・・

「危ないですよ~」と、私は窓を開けて叫びました。
さすがに、車から降りて助けに行くことは
交差点では自分が危ないのでやめました。

この高齢者の方
男性か女性か全く判別ができず、
「おじいさん(おばあさん)、危ないですよ!」
って言えなくて困りました。(^^;)

その高齢者は私の声にも全く反応せず
ヨレヨレと車道を歩き続けました。
多分、耳が遠いのだと思われます。

確実に認知症の症状が出ていたと思います。

しばらくして、歩道を歩いている男性が
その高齢者を保護してくれました。

この経験を通し、
認知症の高齢者は予知できない行動を
突然とることがよくわかりました。

本人は、何か自分だけの理由があって
車道のど真ん中を歩いていたと思います。
危険だというセンサーが壊れてしまったのですね。

他にも、横断歩道でない道路を
急に渡りだす高齢者によく遭遇します。
子供より頻度が多いような・・・

本当にドライバーは気をつけないといけないですね。

最近、高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違いや
逆走による事故もよく報道されます

2025年頃には、団塊世代が後期高齢者になり
高齢者が相当な人数になります。
このような不測の行動をとる人も増えるでしょう。

免許返納も含め、社会で気をつけて行く
必要がありますね。

実家の父親も軽い認知がきていて、
「今日は何日だ?何曜日だ?」
「〇〇はどうしている?」
「メシはまだか。」など
何度何度も同じことを聞いてきます。

聞いた内容を忘れるのではなく
聞いたことを忘れてしまうのが認知症の特徴ですね。

何を食べたかを忘れるのではなく
食べたこと自体を忘れてしまう・・・

82歳まで現役で働いた父親が
脳梗塞が原因で
こんなボケたおじいちゃんになってしまって
ちょっと寂しい限りです。

私もいつかこうなるのか・・・
自分がわからなくなることへの恐怖・・・

その前に消えてしまいたい願望もあります。

高齢者を75歳からにする案が
学会から出ているようです。

日本の高齢者問題、

ますます大変になっていきそうですね。




     

      
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2 件のコメント:

神田ももたろう さんのコメント...

私の祖母も、いわゆる”徘徊”をしょっちゅう
していて父が苦労をしていました。

高齢化社会となり、比較的昔より健康に
気を使う方も増えて、年齢以上にお元気な
方も多い反面、おっしゃるように後期
高齢者ともなると、やはり限度もある
でしょうしね。

私自身もいつかは・・・と思うと、他人事では
ないのですが(;´Д`)

すみれ さんのコメント...

神田ももたろうさん

徘徊されると周りが振り回されますよね。

本当に、いつか自分もと思うと不安になります。(;O;)