熊本市の市議会議員の女性が
生後7ヶ月の長男を連れて
定例会議に出席しましたが、
認められなかったことが
大きく報道されました。
この市議は、妊娠中から
託児所の設置や
会議への子連れ出席を求めていたが、
前向きな回答がなく
強行出席したようです。
少子化や保育園問題が
大きく取り上げられている現在、
ネットでも波紋が広がっています。
育児中でも
女性が安心して仕事ができる
環境が必要とは思いますが、
はたして、この市議さんの行動は
どうなのでしょうか・・・
市民のための会議ですから、
真剣にやらなくてはいけない場です。
海外では、議員さんが議会などに
赤ちゃん連れOKなところが
あるようです。
授乳しながら
質問している女性議員が
テレビで映し出されていました。
そういえば、ずいぶん昔、
アグネスチャンさんの
子連れ出勤が話題になりました。
あの頃は、さすがに
仕事場への子連れには
批判的な目が多かったです。
アグネスは先駆者でしたね。
ずっと先の問題を
すでに提起していました。
この市議は、
テレビが入っていることを承知で
子連れを強行したと思います。
だから、全国的に問題提起を
することができました。
でも、普通の職場だったら
そんなことできない場合が
ほとんどです。
保育所がある職場以外
まず、無理でしょう。
仕事だけでなく
趣味のサークルなどにも
子どもを連れてくる
お母さんがいます。
子どもが騒いだりするので、
言葉に出さないまでも
「連れてこないでよ!」
と裏で言う光景に
出会ったことがあります。
私もかつて
お笑いの演劇の招待券をもらったので、
2歳の娘を連れて行きました。
そしたら、即、
ロビーに追い出されました。
「出演者が子どもが嫌いなので。」
とのことで、
「モニターで見てください。」だと。
どこにも書いてなかったですが・・・
うちの娘、騒がない子で
本当に静かにしていましたが、
お笑い演劇でも
子どもだというだけで
追い出されましたから、
あの時はカチンときました。
子育て中のお母さんたちは
本当に苦労しています。
うちの子は保育園だったので
そういうお母さんたちを見てきました。
今は、保育園にも
入りにくい時代になりました。
親に預けるなんて
なかなかできないし、
シッターさんは高いし・・・
結局、仕事をやめるか
パートになっちゃうんですよね。
とにかくまず、
託児所や保育所を
増やしてほしいです。
保育者も有資格者だけでなく
保育ママさんなどにも
お願いしやすいシステムが
できるといいですね。
結論として、仕事場に
子どもを連れて行くことは
職種にもよりますが、
大方、迷惑だと思います。
公や企業は、
本気で子育てを支援し、
その受け皿を作ってほしい。
子育て後にも
仕事に復帰がしやすいこと、
それなりの給料がもらえることなど
改革を進めてほしいと思います。
少子化でも別に問題ないのでは
という意見もあります。
少子化だと国が衰退する
という意見もあります。
本当のところどうなのか・・・
ただ、人口ピラミッドが
あまりにも頭でっかちになれば
いつか崩れることは
明らかでしょう。
子どもは大切に育てなければ。
親だけでなく、
国の、地球の宝ですから。
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