現在、NHK朝ドラで
「半分、青い。」を放送しています。
子供の頃におたふく風邪で
左耳の聴力を失聴したヒロインが
田舎から東京に出て
マンガやイラストで頑張っていくお話です。
このヒロインの「すずめちゃん」は、
左の聴力が完全になくなりましたが、
実は、私は
左耳の聴力が「半分」に落ちています。
7~8年前のことです。
シャワーの音がヘンに感じました。
片耳が詰まったような感じ。
長らく我慢していましたが、
やはり聴こえのバランスがおかしいと思って
耳鼻科に行き、聴力検査で
突発性難聴と診断されました。
原因は不明です。
しかし、すでに時遅し、
ステロイドを飲んでも治りませんでした。
発病して1~2週間以内に
投薬しないとダメなのだそうです。
現在、左耳の中高音域が
60デシベル(正常だと0~20くらい)
に落ちていて、中等度の難聴です。
左耳だけで聞くと、
雑音の中では人の言葉が
曖昧にしか聞こえません。
特に、子音の判別が困難です。
時計の動くカチカチも
ヘルツによっては聞こえません。
でも、右耳は正常なので、
ほぼ日常に支障はないのですが・・・
ただ、私は教師や研究者の他に、
音楽の仕事もしてきました。
それまでは、
オーケストラのコンサートなどでは、
私は楽曲の構成をよく知っているので、
普通の人では聴き分けられないほどの
各楽器の音のバランスの良しあしが
よく聴き取れました。
それが、一流のオケを聴いても
音がやや歪んで聴こえるのです。
愕然として、それからは
コンサートへの足が遠のきました。
自分でピアノを弾く分には、
あまり影響は感じませんが・・・
一番辛いのは、
左耳に常に耳鳴りがあることです。
左右の聴こえのバランスを取るために、
脳のセンサーが異常をきたし、
聴こえないはずの高音域が
頭の中で鳴ってしまうのです。
ヒロインのすずめちゃんも、
「左耳で小人さんが歌っている」
と言っていましたが、
その通りです。
最近、大きな病院で
MRIを撮って調べましたが、
腫瘍とかはなく脳は大丈夫でした。
先生から、
「もう聴力は元には戻らないから、
耳鳴りに慣れるしかないですね。」
と言われ、音響療法を奨められました。
耳鳴りと同じようなヘルツの音を
わざと流して聴くのです。
自然音(川のせせらぎなど)が
いいそうです。
そのうち脳が慣れてくるそうですが、
今のところまだ小人さんがよく騒いでいます。
補聴器での治療もあるのですが、
最近の医学的研究では、
あまりお薦めではないとのことでした。
最近、パパさんがボーリングを始めました。
持病の心房細動が手術で良くなったので、
少しずつ運動療法です。
私も付き合って行っています。
ボーリング場はかなりうるさいので、
耳に大丈夫かと思いましたが、
逆に、うるさいから
耳鳴りがわからなくなって
良いような気がしてきました。
年齢とともに
耳や目(緑内障)が悪くなってきましたが、
これからも、
悪いところが増えていくことでしょう。
嫌ですね~
私の場合、
聴こえる部分を「青い」とすると、
「4分の3、青い。」です。
これからも、
左耳に住む小人さんとともに、
仲良くしていく他なさそうです。
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2 件のコメント:
そうだったのですね…
耳が聴こえにくいのは、日常生活は
もとより、音楽を愛するすみれママさんに
とって、本当に辛いことだと思います( ;∀;)
私も今の所、耳に関しては良くて
不調は一切ないのですが、いずれやってくるとも
限りません。
お互い健康に留意して、今より悪くならないよう
心がけたいですね~
神田ももたろうさん
ありがとうございます。
ストレスなどでも、若い人でも突発性難聴になるので、
もし聴こえがヘンだと思ったら、
また、めまいがあったら、即病院に行ってくださいね。
緊急を要する病気なんです。
健康は大切ですね。
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