「ときめき」と時間の感覚
今朝、NHKの番組「チコちゃんに叱られる」を
見ていました。
この番組は、自称5歳のチコちゃんが、
いろいろな疑問を投げかけ、
「どうして?」に答えられないゲストに、
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と
真っ赤な怒り顔で
喝を入れるというスタイルです。
番組が始まった頃は、
NHKにしてはどぎつい言葉を使うなぁと
ちょっと引き気味でしたが、
土曜の朝ドラ流れで何気に見ていると、
だんだん面白くなってきました。
チコちゃんの声は、
キム兄こと木村祐一さん(55)で、
ボイスチェンジャーで5歳の女の子の声を
出しています。
見た目(CG)5歳の女の子なのに
話す内容はおじさんそのものという
ギャップが面白いです。
今朝は、
「どうして大人になると時間がはやく過ぎるのか」
をテーマにしていました。
答えは、
「ときめきがなくなるから」だそうです。
子供の頃は、いろいろなものに興味があり、
その面白さに夢中になれます。
面白かったこともよく覚えていて
たくさん話すことができます。
でも、19歳くらいを境にして、
だんだんときめが減っていき、
りっぱな大人になると
昨日のこと、昨年のことも思い出せなくなり、
「時間ばかりが過ぎていく」
「時の経つのは早いわぁ」
になるのだそうです。
大人になって、
いろいろなことがわかってくると、
ワクワクすることが
だんだん減っていくのでしょうね。
確かに、今でもよく思い出すのは
子供の頃や若い時のことが多いかも。
自分に当てはめても、
就職した頃から今現在まで、
本当にあっという間に過ぎた気がします。
ということは・・・
今後の高齢期も、
すごいスピードで過ぎていくのでしょうか。
まあ、高齢期は、はやく過ぎた方がいいので
あまりときめかなくてもいいのかもと
逆に思ったりしますが・・・
何歳になっても、常に
新しい冒険や恋愛をしているような人は、
人生が長く感じられ
るのでしょうね、きっと。
私も何かにときめきたい・・・と
思ったりしますが、
無理に探しているうちは
本当の「ときめき」には出会えないでしょう。
残された時間は大切に生きたいものです。
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