2019年3月14日木曜日

間違いに気づけるか

医師から喘息日誌というのを
付けるように冊子を渡されています。

毎日数回、呼吸の機能検査である
ピークフローっていうのを計って
それを記録してグラフにします。
このグラフを見れば、
気管支の状態がよくわかりますので。

わりと面倒な作業ですが、
私はきちんと作成して病院に提出するので、
医師からの信頼も厚いです。
いずれは、手書きではなく
アプリにしてくれることを
病院に希望していますが・・・

こういう統計ものは
私が得意とする分野なので
普通にこなしていました。

昨日も、線を引いていて、
安全はグリーンゾーン
注意はイエローゾーン
危険はレッドゾーン
で色分けする作業をしていました。

それを後で見直してみると、
数ページだけ
ゾーンの線が少しずつずれていることに
気がつきました。

「こんな単純なミスをしてたんだ」
って思いました。

今までミスをしたことがないのに
こんな初歩的ミスをするなんて・・・

やはり、年齢には
勝てなくなっているのかもしれません。
目が悪くなったり、
注意力が散漫になったり・・・

今回は、気づいたからいいのですが、
自分にヘンな自信があると
そのままになってしまいます。

「間違えるはずがない」

自分を過信しすぎると、
間違いを見逃してしまいます。

そして、いつしか
老害へと進みます。

私の母は、死ぬまで
「自分が正しい」と思い込んでいました。
母は、若い頃から
自己愛の強い傾向がありました。
なので、娘である私は
とても苦労してきました。

自己愛が強い高齢者は多いです。

過去の自分と
現在の自分との格差。

それに気がつかないと
いつまでも
「自分は正しい。偉い。」と思い込み
周りに迷惑をかけてしまいます。

間違うことは仕方がありませんが、
間違いを認めることが
非常に大切なことだと思います。

超高齢社会にはびこる老害。
「オイル(老いる)ショック」(みうらじゅん曰く)
今後ますます増長していくでしょう。

認知症予防として、
「間違いに気づき、修正していく癖を
つけておかなければ。」
と、些細な作業のミスから
感じる私なのでした。




     

      
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4 件のコメント:

神田ももたろう さんのコメント...

いやー、さすがです。
普通は、自らが間違っているかも?という
疑問すらもたないことが多いと思うのです。
また、それなりのお年になると成功者の方
なら、自分のやり方で長年成功してきた、と
いう自負もあるでしょうから、変えられないと
いうのはあるのかもしれませんね。

私もいくつになっても、自問自答できるような
柔軟な考えを持ちたいですね。

>「オイル(老いる)ショック」

ちょっとだけクスリとしました。

でも、そもそも今の若者は、この言葉すら
知らないかも(社会の勉強で習ってはいるとは
思いますが・・・(^_^;))

すみれ さんのコメント...

神田ももたろうさん

最近、間違いが多くなったと思います。
まずは、認めるところからですね。

「オイル(老いる)ショック」は、自分でも結構受けています。(^^;)
これからもショックは増えていくでしょうね。

ぽんぽ さんのコメント...

すみれさんは、おかあさんが良い意味での反面教師になっていて、それが、良い効果になっているような気がしました。

自分も、父親が、反面教師になっていて、そのお蔭で、自慢や長話をしないように気をつけるようになりました。

こうなるまいと意識することで、老化のスピードが遅くなるような気がします。

少なくとも、すみれさんの文章を読む限り、老化は微塵も感じませんよ(^_^)

すみれ さんのコメント...

ぽんぽさん

ぽんぽさんはお父さんが反面教師だったのですね。

>少なくとも、すみれさんの文章を読む限り、老化は微塵も感じませんよ。

ありがとうございます。
頑張って老化の進行を抑えていきたいと思っています。