2019年2月28日木曜日

ひな飾りはどちら目線?

GAHAGさんからいただきました。

この時期になると、
女の子のいる家の多くは
ひな人形を飾ります。

私も、先日頑張って飾りました。

何回飾っても、
毎年、左右が分からなくなります。

男雛(おびな)と女雛(めびな)
右大臣と左大臣
右近の橘と左近の桜・・・

要するに、
右と左は
どちらから見たものなの?
っていうことです。

答えは、
見てる人からではなく、
「人形目線から」ということです。

向かって左が右大臣(若い方)
向かって右が左大臣(髭のじいさん)

だから、混乱するわけです。

童謡「うれしいひなまつり」の歌詞に、
「赤いお顔の右大臣」
ってあるじゃないですか。
白酒を飲んだ赤い顔は
じいさんの左大臣です。

どうも、
作詞家のサトウハチロー氏が、
左大臣を
向かって右側と勘違いしたらしいく、
「右大臣」としてしまったと
言われています。

正しくは、
「赤いお顔の左大臣」です。

歌詞の
「おだいりさまとおひなさま
 ふたりならんですまし顔」
間違いだそうで・・・
正しくは、
男雛と女雛であり、
ふたり一対で「内裏雛」(だいりびな)
と言うそうです。
おひな様とは、
ひな人形全部のことを指します。
国民のほとんどが、
「おだいりさまとおひなさま」って
信じていますよね?×

男雛と女雛の並べ方は、
古式の京都・関西方面では
向かって左は女雛。

昭和初期辺りから、
(多分、昭和天皇のご成婚の並びが
京都式とは反対だったことから)
関東や地方が主流の並べ方は、
向かって左が男雛。
だそうです。(上記イラスト)

とにかく、
ひな人形は、
人形目線で左右が決まっている
と覚えればいいわけです。

まあ、どちらでも
人形は文句を言いませんが。(笑)


 


     

      
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4 件のコメント:

ぽんぽ さんのコメント...

文章を読みながら、すみれさんは、いろんな事知ってるんだなぁって感心しながら読んでいました。

結構、間違って伝わってる知識って、他にも、たくさんありそうですよね。

神田ももたろう さんのコメント...

私には妹がおりますが、幼い頃は
特にお雛様を飾る習慣がない家だったので、
こういうのは、かなり無知で・・・(^_^;)
でも、おかげで凄く勉強になりました。

私自身、3月が近づいていたというのに
そういった風習すらも完全に忘れていました(恥

すみれ さんのコメント...

ぽんぽさん

毎年飾っているのに、毎年左右を悩むんですよ。
「配置はひな人形目線」とブログで自己確認のつもりで書きました。

世の中、間違って覚えている事、意外と多いかもしれませんね。

すみれ さんのコメント...

神田ももたろうさん

もし将来、女のお孫さんができたら、是非、飾ってあげてくださいね。
内裏雛だけでもいいですから。
実家には、私の母が生まれた時の80年物のひな人形があります。
なので、私が生まれたっ時には、
その人形があるから新規で買ってもらえませんでした。
娘が結婚して処分する家庭も多いですが、
古いのもなかなかいいものです。