2016年5月8日日曜日

白いカーネーション

今日は母の日です。

うれしいことに、東京に住んでいる娘から
母の日のプレゼントが届きました。

                

かわいいサボテンのセットです。
わんちゃんのトッピングもあり
飼っていたわんこを思い出しました。
お菓子もついていました。

もらえるだけでも有難いと思います。

母の日と言えば、カーネーションが
定番ですね。

私が子どもの頃は、
学校で造花の赤いカーネーションが配布され、
何故か、胸に飾っていました。

「おかあさん、ありがとう」という
リボンまで付いていたような・・・

そして・・・
お母さんがいない子は、
白いカーネーションをつけていました。

あの頃は、白いカーネーションのうち
ほとんどの子が死別でした。

やはり、白いカーネーションをみると、
「お母さんがいないかわいそうな子」
という感情がわいてきました。

しかし、なぜ学校で、
母の日前からカーネーションを色分けして
胸につけるなどということをしたのでしょうか。

今だったら差別ものですよね。

歴史をさかのぼると、
昭和30年代頃、全国未亡人団体協議会が
未亡人や母子寮の授産所で、
赤(母のいる子)、白(母のいない子)の
カーネーションを作り、
全国に売り、資金を集めていたようです。

子どもの頃の造花カーネーションは、
買わされていたのかもしれません。

学校で普及させようとしたのは、
戦後、教育勅語が廃止されたので、
それまでの「親孝行」という倫理観を
アメリカ流の「母の日」「父の日」として
教育に取り入れたということみたいです。

もともとは、
アメリカのアンナさんという女性が、
母親の三回忌に白いカーネーションを供え、
「生きていても、亡くなっていても
母親を尊敬しないといけない。」と考え、
その運動が広がり、5月の第二日曜日が
母の日の記念日となったようです。

今日は「お母さんありがとう」の日ですが、
お母さんは自分や夫の意志で
子どもを産んで育てたのです。
子どもにお願いされて
産んだわけではないのです。

「育てさてせいただく」という気持ちが
大切ではないでしょうか?

母の日は、母親にとって、
「生まれてきてくれてありがとう。」
「私を母親にしてくれてありがとう。」
という感謝の日だと思うのです。

そして、子育て中でも、
子どもが自立してからでも、
いつまでも母親には変わりありませんから、
子どもにとって
「いい母親」になれるよう
努力しなければいけませんね。


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2 件のコメント:

テテナシゴ さんのコメント...

貴方のような母を持った子供は幸せです��

すみれ さんのコメント...

テテナシゴさん

ご訪問ありがとうございます。
私の母親が支配的で毒母の部類に入る人だったので、
自分はそうならないようにという戒めを込めて書きました。
本当に良い母親かどうかは子どもが決めることですよね。