私は、数年前に緑内障と診断されました。
両目ともです。
健診では眼圧がそんなに高くないので、
再検査と言われたことがなく
ずっと気がつかないままでした。
ある日、眼のあたりが痛いので眼科に行ったら、
「緑内障の疑いがあります。」と診断されました。
大きい病院に行って精密検査をするようにと
紹介状を書いてくれました。
精密検査をしたところ、
やはり両目が緑内障でした。
「正常眼圧緑内障」といって
眼圧は標準であっても、
眼の神経が部分的に死んで
視野欠損があるものです。
視神経乳頭が弱い人に起こるようです。
以前は、高眼圧の時に要注意でしたが、
今は、正常眼圧でも緑内障の人が多いです。
要するに、その人がどれだけの眼圧に
耐えられるかということですね。
緑内障になったらもう死んだ視神経は戻りません。
視野の欠損は治らないので、
眼圧を下げて進まないようにするしかないんです。
それから、数年・・・
特に何の不便を感じるわけでもなく、
毎日、点眼薬をさしていました。
引っ越しして近くの眼科に変わり、
2か所の眼科で診断をしてもらいました。
どちらも緑内障と診断されましたが、
最終的に、最新の検査機器を使っていて、
近所でも評判の眼科に決めました。
その先生から、
「今の進行状態から計算すると、
13年後に左目が失明する可能性が大きい。」
と言われました。
私の中に、「失明」という言葉はありませんでした。
ショック・・・
左目失明ということは、その時、
右目も少ししか見えない可能性があります。
あと13年で物が見えなくなる恐怖・・・
耳が聞こえなくなるより、
目が見えなくなることの方が辛いです。
だからといって、パソコンやスマホを
やめる必要はないのだそうです。
長時間は良くないですけど。
結局、何種類かの点眼薬を続けるのみです。
13年後の失明がもっと後になるように、
何とか気をつけていきたいと思っています。
緑内障は知らないうちに進みますので、
検査機器の揃った眼科で是非検査をしてください。
普通の健診では、緑内障は見逃されます。
私も最近の人間ドッグで、眼圧が高くなく
「目は異常なし」でしたから。
「正常眼圧緑内障」を知ってください。
緑内障セルフチェックサイト( Pfizer社)
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4 件のコメント:
すみれママ様
お早うございます。
見えなくなるかも知れない恐怖は、私もよく分かります。
私の場合は網膜剥離です。
18年前に左眼、10年前に右眼を剥離してしまいました。
左眼は一回の手術でしたが、右眼は3回目の手術で何とか成功しました。
その間、会社は8ヶ月ほど休職、病室で「見えないかも知れないな」と、
いつも考えておりました。
現在は、見えない部分もありますが、まだ現役のサラリーマンを続け、
たまには家内の好きなお城巡りに付き合っております(笑)。
でも、いつまた剥離するかも知れませんので、
早くPS細胞技術が確立することを願っています。
nori様
コメントをいただきありがとうございます。
noriさんは、網膜剥離で何度も手術をされ、
本当に辛い目にあわれてきたと思います。
そして、これからも見えなくなるかもという不安と戦っておられる。
それなのに、お仕事まで頑張って、
ご家族も大切にしていらっしゃることに敬意を表します。
病名は違いますが、お互い見えるうちに
たくさんの思い出を残していきましょう。
IPS細胞の技術が早く実用化されるといいですね。
緑内障とともに、現在、中等度の喘息を患っており、
頻繁に発作が起きるため仕事を休んでいます。
呼吸がうまくできず生きているのも辛くなる時がありますが、
ブログだけは続けていこうと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
noriさん、お大事になさってください。
すみれママ
私も右目が緑内障で、かつド近眼のため、
不便極まりないです。左目が幸い近眼なのは
同じなものの、コンタクトをすれば
正常なため、なんとか生活できてます。
(人間の脳って凄いですよね。ちゃんと映像を
補完してくれるんですから…)
それまでの人生、全くそんな目の病気に
かかるなんて、思ったことすらなかったのに
いざなってしまうと、なんというか…なんで
ちゃんとケアしてこなかったんだろう、とか
後悔にかられますね。いや、していても
ダメだったのかもしれませんが…(;´Д`)
神田ももたろうさん
緑内障友だちですね!
点眼薬を続けるしか方法がないので、進まないように頑張りましょう。
たくさんのページにコメントありがとうございます。
ももたろうさんのブログにも散歩に行きますね!
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