このところ、耳鳴りが気になるようになりました。
5年前に突発性難聴を発症して、
左耳の聴力が少し落ちました。
聴力の低下が耳鳴りを起こす原因のひとつだそうです。
蝉が「ジージー」鳴っている感じで、
気にすると結構辛いものがあります。
音楽を聴くと、バランスが悪く聞こえたり、
映画館などの大音量を聞くと、ガンガン響いたりして・・・
耳の不具合は、いろいろなところに不快感が出ます。
老化による聴力低下は、
両耳の聴力が同じように下がることが多いようです。
高齢者には、低めのはっきりした声で
話しかけるといいみたいですね。
高音の感音性難聴の高齢者にとって、
高いキンキンした音や声はかなり不快なものです。
保育園の建設を拒否する高齢者のことが
ニュースになっています。
「子どもの声がうるさくて嫌い。」
こんなことを聞くと、「なんと自分勝手な!」
と皆思いますよね。
「自分だって子供を育てたんでしょ!」
「お孫さんもいるんでしょ!」
「少しぐらい我慢しなさいよ。少子化なんだから。」
と普通は思います。
でも、
聴力の落ちた高齢者にとって、
子どもたちのキンキンした声は、
想像以上に不快感をもたらすのです。
このことは、わかってあげましょう。
大きな声で遊ぶのが子供の仕事。
それを社会が見守るのが大人の仕事です。
何とか折り合いがつけられないものか・・・
声や音の問題をクリアする手立てはないのでしょうか。
将来を担う子供たちや働くお母さんたちが
うまく生きていける社会が今本当に望まれています。
少子高齢化が向かう先は
何が待ち受けているのでしょうか。
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